仕事が落ち着いてきたのと、ありがたいことにTwitterのおかげでブログの訪問者が増えていて、記事を書かない罪悪感に負けてしまい久しぶりに投稿します。
今回は会社に行かなくなってから約2年が経ったので、2年間のリタイア生活の中で変化した事などを振り返ってみたいと思います。
目次
時間について
一番変わったのは間違いなく時間の使い方です。
人生のほとんどを会社に使っていたので、それが無くなるだけで生活が激変します。
退職してしなくなった事
②:会社のための着替え
③:弁当や水筒・コーヒーの準備
④:労働(拘束)時間(休憩含み10~12時間)
⑤:仕事の勉強時間
⑥:帰宅後や休日にかかってくる仕事の電話対応の時間
⑦:仕事に対してあれこれ考える時間
⑧:飲み会の時間
⑨:出張
⑩:同僚や部下と業務時間外の電話
①:通勤(車で往復2時間)
僕は地方都市に住んでいて、大都会のような電車通勤ではないので、
「満員電車に押し込まれ、言葉さえなくしたstrange boy」という尾崎豊みたいなことにはならずに、車通勤でした。
電車痛勤の方からすると、優雅にコーヒーを飲みながら好きな音楽をかけ、ドライブ気分でうらやまし過ぎると思われがちですが、まさにその通りです。
ただ、家は会社から遠くて(自分で選んだのですが)さすがに朝は渋滞するので毎日通勤だけで2時間かかっていましたが、どう考えても結構な損失です。
ちなみに僕の親は会社員時代、会社の2階にある社宅から通勤時間20秒でした。
なので、それを見て育った僕の本来の価値観では、通勤に時間を掛けるなんて、焼き肉を食べるために牛を育てるところから始めるくらい、ありえない感覚です。
今は家から徒歩7分のところに仕事場を借りていて、散歩がてらの通勤になっていますが、仕事前に少し歩くのが心地よく、最高の通勤環境だと感じています。
②:会社のための着替え
リタイアしたから一日中寝間着で過ごすっていう意味ではないのですが、やっぱり他人に見られてもちゃんとしているように、スーツやネクタイ、磨いた革靴などの着替えより、リラックスできるGUで買った普段着の方がはるかに着替えるのが楽です。
しかも、今は2種類の服を毎日ずっとローテンションしており、悩む時間や決断する労力がゼロ。
人からの視線を全く意識せずに自分主体だけで服を選んでいるっていうのが、他人に振り回されていない感じがして、また気分がいいです。
人の目を意識して何かをするのは、その人のために労力使ってやっているようなもんなので、バカバカしいと思うようになりました。
これはリタイアしてから感じるようになった感覚です。
(僕は人の目ばかり気にして、他人に振り回されるタイプでした)
③:弁当や水筒・コーヒーの準備
休憩時間に毎日外食したり、コンビニ・飲料自販機でコーヒーやお茶を買っていると支出がとめどないので、当時は弁当の準備(といっても夕食の残りを詰めるだけ)麦茶を水筒に入れ、朝から豆挽いて作ったコーヒーも水筒に準備していましたが、これも朝からやると結構時間食うんですよね。
コーヒー以外は前日から準備するときもありましたが、仕事でボロボロに疲れて、どうしてもやりたくなくて、朝からあわてて準備するパターンが多かったです。
今思えば、気持ち・時間に余裕がないので段取りする気力がなく、そのせいでまた余裕が無くなるという典型的な悪循環パティーンでしたね。
しかし現在は結局、仕事場を借りて弁当とお茶&コーヒーを毎朝準備してるんですけどね。
まあでも自分の仕事なんで、通勤も準備も楽しいです。
④:労働(拘束)時間(休憩含み10~12時間)
とにかくコレ。
圧倒的にコレです。
まだまだ世間では、まだ十分働ける40代が定年前にリタイアするなんて、なんて恥ずかしい・社会のクズみたいな風潮がありますが、僕だって働いていたときはその感覚普通にありました。
だけど、残業や休日出勤は一切したくないとまでは言わないけど、普通は1日8時間、週休二日、祝日休みが基本でしょ。
だって就業規則にそう書いてありましたよ。
実際は毎日10~12時間労働、繁忙期は16時間、月間の休日5~6日、盆・正月・GWの連休無し、その代休も無し、3連休は年に1度取れるかどうかで、それを23年間やりましたよ。
もう、定時上がり&土日祝が休みの人の、一生分の労働くらいの時間働き終わってます。
なので勤め人の労働はもう一生しません。
自分の仕事は好きな時に好きなだけするし、
やりたくない日はやらないし、疲れたら即その日は終えます。
今は8:30~14:30くらいで、融資のための金融機関への資料作成や税務処理など期日があると夜も仕事したりしますが、自分の仕事なんで楽しいです。
会社員時代にやった会議前の資料作成なんかに比べると、焼肉とパンの耳くらいの差があります。
仕事は好きだけど、労働は嫌です。
疲れているときや眠い時もやりたくないです。
好きな仕事だけして、嫌な仕事は減らすか外注します。
当然クオリティを高めるのは好きな仕事だけにします。
上司がいないので、全部自分で決めます。 元リーマン大家ユキ
なんかポエムみたい・・・
⑤:仕事の勉強時間
夜に、仕事に必要な勉強のためにビジネス書を読んだりネットで調べ物をする時間が一切無くなりました。と見せかけて不動産関連の調べものは10倍くらいになりました・・・
まあ、それは楽しいので構わないです。
今の僕に全く必要のない、当時のビジネス書は全部捨ててやりました!
(本当はブックオフにまとめ売り)
⑥:帰宅後や休日にかかってくる仕事の電話対応の時間
これは素晴らしいです。
社畜時代は会社のケータイを四六時中持っていたので、夜だろうが休みの日だろうが電話がガンガン鳴ってました。
そんな時間帯にかかってくるので、電話の内容はクレーム比率が高く、対応のために現場へ直行することも多かったです。
酷いときには家族旅行を中止して行った時もあります。
今思えば、そうならないための仕組みづくりをすれば良かったのですが、当時の僕にはそこまでの改善能力はなく、会社も人手不足で社員の勤務時間外対応に甘えている状況でした。
まともに残業代払うとビジネスが成立しないので、社員のサービス残業前提のビジネスモデルでしたね。
そんな会社は社会に必要ないと思います。
働いている当時は思考停止して、その環境で我慢するしかないと思い込みがちですが、交際相手のDVから逃げられないのとよく似てると思います。
勇気もって一歩踏み出すと全然人生変わりますね。
ただし、下調べと準備は必要なので、無策で辞めたらダメです。
なので、僕は絶対に物件の自主管理がしたくないのです。
⑦:仕事に対してあれこれ考える時間
これはただ、考えてもどうにもならない事を妄想していたまったく無駄な時間で、僕の問題でしたw
あーあ会社行きたくないなとか、宝くじ当たったらなとか、しょーもないことたくさん考えて妄想にふけっていました。
また、不動産投資で成功した人やリタイアした人のブログを読んでそのつもりになったりもしていました。
自分もそうなりたい。やっぱ無理か。いや出来る、絶対なってやる。やっぱりそんなの無理か。と前向きなブログや否定的なブログを交互に見て、延々と無駄にループしていたのを覚えています。
これに関しては、その後につながったので必要な時間だったと思います。
また、当時読んで憧れていた不動産投資家の方々とTwitterでつながったりして本当に光栄です。
⑧:飲み会の時間
僕は嫌いじゃなった(むしろ大好き)のですが、単純にそういう時間は減りました。
まあ、どうせコロナのせいで会社辞めなくてもそうなっていたんでしょうが、オンライン飲み会に時間を取られていたかもです。
代わりに家族との食事時間が激増して子供が喜んでいます。
⑨:出張
これも嫌いではなかった(むしろ・・・)のですが、育児・家事的に家族に負担がかかっていたので、家族は喜んでいます。
先日まではGOTOトラベルのおかげで資格試験勉強や講習のために一人でホテルを取って、久しぶりに出張気分で楽しかったです。
⑩:同僚や部下と業務時間外の電話
仲の良いメンバーとは業務時間外で電話をよくしていましたが、思い返すと愚痴ばかりで生産性の無い時間でした。
ガス抜きで必要だったのかもしれませんが、ガスがない今の生活では全く必要ないです。
近況報告で電話をすることはありますが、それは楽しいのでアリですね。
おわりに
リタイア後の心境を書くはずが、会社員時代の愚痴の内容になってしまいました・・・
また、書こうとしたことの1/10程度で疲れたので、続きはまた今度書きます。
次回こそためになる記事を・・・
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