フラット35の住宅ローン融資を、最初から賃貸目的で利用し、物件取得後に1度も住むことなく賃貸に出している人たちは、かなり今ビビっている状況ではないでしょうか?
そもそもアパートローンを引くことが出来るそこそこの高属性なら、最初からこんなリスキーなことはしないでしょうから、僕と同じ年収400万円台円以下くらいの層が多いような気がします。
その様な人達は、預貯金も余裕がなく、頭金もロクに入れずに繰り上げ返済もしていないでしょうから(そもそも不動産投資をするなら、手元資金は使わずにとっておくのがセオリーのため)物件を売却したところで残債以上に売れることはほぼないので、一括返済を求められたら、ほぼ人生積んでしまうでしょう。
何か打つ手は無いでしょうか?
調査が入ってこないことを祈りながら指をくわえて待っていても、事態は好転しないので、ここは行動力を発揮して少しでも状況が良くなるように動いた方が得策だと思います。
一番良くないのは、黙って賃貸に出している事だと思われるので、先手を打って機構から調査が入る前に、住所変更の手続きを終わらせておく事だと思います。
下記はフラット35の利用説明の一部です。
(前略)【フラット35】では、住所変更届を出すだけで転居して賃貸に出すことができるので、家を買った後、収入が減ってローンの返済が難しくなった場合には、収入が回復するまでの間、自宅を賃貸し実家などに身を寄せて、その賃料収入により返済を継続することも可能となっています。
あわせて覚えておきたいですね。
ただし、何度も申し上げますが、初めから「賃貸することを目的」にローンを組むことはできませんのでご注意ください。
(2017年2月15日 ARUHIマガジン「住宅ローンを組んで家を買った場合に、賃貸に出すことはできるの?」より)
住所変更の手続きさえしておけば、後は屁理屈をこねくり回して理由付けをし、その建前を貫き通す事が最良の手段のような気がします。
(僕の経験上)
一番マズいのは住所変更をせずに、機構の調査が入って、住んでいない事が発覚することでしょう。
こちらから報告するのと、向こうの調査でバレるのは心証がまるで違います。
一括返済で破産させるようなことはしてこないとは思いますが、少しでも好転するように動く方が得策とは思います。
あくまで私見ですので、行動は自己責任でお願いいたします・・・・
皆様がピンチを切り抜け、上手くいくことを祈っています。
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