こんな疑問を解決します。
本記事の内容
・住宅ローンが払えなくなった時にやるべきこと6つ
・家を売却するときの流れ
本記事の信頼性
転勤が多く、マイホームを3回購入し、そのうちの1軒と投資用マンション1部屋の売却経験あり。
コロナ不況のせいで収入が激減したりして、住宅ローンの支払いが難しくなり、返せない状況になっている人も多いと思います。
もし、支払わないとどうなるのかと、その対策や、もし家を売ることになったらどうなるかについて、わかりやすく解説していきます。
もし住宅ローンを払えないとどうなるのか?
もし住宅ローンを払えないと家や自分、保証人はどうなるのか、具体的にご紹介していきます。
もし住宅ローンを滞納し続けるとどうなるのか?
②:連帯保証人はどうなる?
③:任意売却とは?競売とどう違う?
④:競売になるとどうなる?
④:家を売却しても支払えないときはどうなる?
①:滞納し続けた場合どうなっていくのか?
・1ヶ月~ 住宅ローンの初回滞納
・2ヶ月~ 催告状・督促状・来店依頼状などが届き始める
・3ヶ月~ 個人信用情報へ事故記録掲載(ブラックリストに載る)
連帯保証人に連絡が来る
・6ヶ月~ 期限の利益喪失でローンの一括支払いを請求される
・9ヶ月~ 代位弁済通知が届き、保証会社が代わりに返済をする
・10ヶ月~ 差押通知が届き、証会社から競売を申し立てられる
・13ヶ月~ 裁判所から現地調査される
競売開始決定通知書が届き、競売入札開始
競売が完了
強制立ち退き
②:連帯保証人はどうなる?
滞納3ヶ月~6ヶ月で連帯保証人へ連絡がきます。
連帯保証人は債務者が支払えない場合、ローン残債全額の支払い責任があります。
連帯保証人自身も、債務者と同じように保有している財産・不動産を処分して返済しなければいけません。
連帯保証人になった配偶者とたとえ離婚しても、ローンを完済するまで責任は続きます。
③:任意売却とは?競売とどう違う?
任意売却とは?
借入先の金融機関と相談し、少しでも有利に家の売却を進めること
任意売却のメリット
・引越し時期・条件・明渡し等において融通が利く
・近所に知れる事なくプライバシーが守れる
・引越し代等の諸費用(余剰金)の確保が見込める
・裁判所の介入がなく、精神面のダメージが少ない
・競売なら売却まで発生するはずの延損害金がかからない
④:競売になるとどうなる?
競売とは?
住宅ローンを滞納続けた場合、司法が介入し強制的に家売却の手続きを行います。
オークション形式で販売されますが、占有者のリスクがあったり、知識が必要なので入札者が少なく、一般的に安い価格でしか売れにくいです。
ですが最近の不動産投資ブームで、以前よりは高く売れるようになってきています。
競売になると
・裁判所の主導のもとに売却が進められる
・購入者が決まれば、、直ちに退去しなければいけない
・新聞やインターネットで氏名・住所が公開される
・業者が家や近所の現地調査をするため、ご近所に知れ渡る
まるでメリットがないので、滞納を放置することは絶対に止めましょう。
④:家を売却しても支払えないときはどうなる?
債務者自身が全ての財産を処分しても支払えない場合、個人民事再生や自己破産などの手続きをすることにより、債務者本人の債務は無くなりますが、連帯保証人が住宅ローンの全残債の責任を負うことになります。
住宅ローンが払えなくなった時に、まずやるべきこと6つ
住宅ローンが払えなくなった時でも、安易に諦めて家を売ったり、支払いを放置して投げやりになったりする前に、まずやるべきこと6つについてご紹介していきます。
住宅ローンが払えなくなった時にやるべきこと6つ
②:生活収支の見直しをする
③:金融機関へ返済期間の相談
④:住宅ローンの借り換え
⑤:スマホで簡単にすぐできる収入を得る
⑥:家を賃貸に出して安い家賃の物件に住み替える
①:コロナ関連給付金の申請
コロナウイルスが原因で収入が低下してしまった場合を対象とした給付金や融資制度がたくさんあります。
まずは最初にこれを調べて、行うべきです。
こういった制度はわかりにくく、書類もややこしいので苦手で取り組まない人も多いのですが、マイホームが懸かっているので、最優先で取り組みましょう。
また、お子さんがいるなら奨学金を借りて学費に充てると、間接的に住宅ローン支払い分が捻出できます。
②:生活収支の見直しをする
経済的にピンチならコストカットをすぐに行うべきです。
まず固定費から取り掛かり、次に変動費を削っていきます。
・スマホを格安シムに
・習い事を止める
・医療保険の解約
・車を手放すか安い車か軽自動車に買い替える
・サブスクリプションサービスを解約する
・新聞を解約する
・年会費のかかるクレジットカードを解約
・安い電力会社へ変更、契約アンペア下げる
・子供の学校を公立へ
電気料金について
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・外食
・外での飲み
・洋服
・雑誌
・新書
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・カフェ代
・コンビニ、飲料自販機での買い物
・見栄のために使う一切のお金
・酒
・タバコ
・ギャンブル
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支払いが出来ないレベルなのに、生活水準を引き下げられない、現状の生活を変えようとしない危機意識が低い人も多いのですが、その考え・行動だと家を手放さないといけなくなりますし、人生がうまくいきません。
③:金融機関へ返済期間の相談
受けてくれるかは分かりませんが、金融機関へ返済期間の延長や、ボーナス払いをやめる(毎月の返済は上がる)などの相談をしてみるべきです。
融資期間が延びれば、月々の返済額がぐっと下がります。
ちなみにご両親などから、まとまったお金を支援してもらった場合、絶対に繰り上げ返済しないでください。
住宅ローンの金利は異常に安いです。
将来的に、子供の学費や、リフォーム、車の購入資金などが必要になり、借り入れをするときには、もっと高い金利を支払うことになるし、必要な時に借りれるかはわかりませんので、現金は手元に置いておきましょう。
繰り上げ返済していいいのは、ローン完済まで寝かせることにしかならない現金分のみです。
④:住宅ローンの借り換え
効果としては小さく、支払いができない状態で借り換えても焼け石に水ですが、他の項目と合わせることにより、プラスになります。
変動金利で1%以上で借りている人は高すぎなので、支払いが苦しいかどうかにかかわらず、絶対にやりましょう。
ネットバンクなら1%切っていますので、総返済額が簡単に数百万円下がったりします。
金利が惜しくて繰り上げ返済するよりもまず、借り換えをするべきです。
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⑤:スマホで簡単にすぐできる収入を得る
返済であと少しが苦しい、他のやるべきこととの複合技で家計改善したいなら、スマホさえあれば以下の内容で数万円くらい簡単に稼げます。
・FX口座の開設のキャッシュバック
口座開設だけで現金がもらえます
(リスクが高いので、取引は絶対にしないでください)
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それぞれ一例のリンクを貼っていますが、案件はほかにもたくさんあります。
・クレジットカード作成のポイントバック
ポイントが食料品や日用品の買い物に充てれます。
サイトによってはギフト券やキャッシュバックもあります。
・初回ヘルビ
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⑥:家を賃貸に出して安い家賃の物件に住み替える
フラット35なら、返済が難しくなった場合、手続きをすれば返済のために家を賃貸に出すことが認められています。 フラット35へ電話で住所変更の報告後に、送られてきた住所変更届の用紙がコチラです! 住所の変更届で聞かれる内容は以下の4つです。 1、転居先の住所・電話番号 2、勤め先の住所・電話番号 (転勤・転職を ...
フラット35で購入した持ち家を、賃貸に出す時の住所変更届用紙 大公開!
ほかの金融機関も相談すれば、対応できるところがある可能性があります。
金融機関は、家を売却し、一気に返済されるよりも、長く金利を払ってもらいたいからです。
賃貸に出す場合は、賃料相場を調べ、家賃収入より、住宅ローンの支払いが少なく、手元にお金が残らないと意味がありません。
また、借り手がつくまでに時間がかかるので、余裕を持ったスケジュールでやらないといけないので、切羽詰まった人では間に合いません。
未来をシミュレートして、将来支払い出来なくなることを把握し、前もって行動しないといけないのでハードルは高めです。
家を売却するときの流れ
家を売却するときは、どんな流れなのかついてご紹介していきます。
実際に売るかどうかは置いといて、前もって把握しておくことは非常に重要です・。
特に不安な感情は無知から発生することが多く、最悪を想定して備えておけば、いざというときに焦って失敗することもありません。
家を売却するときの流れ
②:いくらで売れるか?相場リサーチの方法
③:売却方法の種類
①:売却までの流れ
一般的な売却を行う場合は以下のようになります。
2、売却活動
3、購入者が現れる
4、手付金受取、契約書の取り交わし
5、購入希望者ローン本審査
6、残金決済、引き渡し
注意点
仲介業者との契約は必ず一般媒介契約にします。
そうでないと仲介業者が自分の利益のため、買い手を選びます。
(自分のもうけにならない相手に売らない)
②:いくらで売れるか?相場リサーチの方法
不動産はこの世で同じものが二つとないので、その価格で買いたい人が一人でもいれば決まります。
なので、価格設定が非常に難しいです。
また、売却を急ぐほど安くなり、延ばすほど高く売れます。
まず、一括査定サービスで相場を把握して、売りたい時期に合わせて価格を設定するのが基本になります。
③:売却方法の種類
売却方法の種類として、
前述の任意売却、競売に加え、買い取り、不動産リースバックがあります。
買い取り業者は即買取をしてくれる代わりに最安値です。
不動産リースバックとは?
専門の不動産会社へ家を売却し、そこへ家賃を支払うことにより、引き続き家に住めるシステムです。
ただし、売却額が残債を上回る必要があります。
デメリット
・即買い取りなので、売却価格が周辺相場よりも安い
・足元を見ているので、毎月の家賃が周辺の家賃相場よりも高い
・買い戻しは可能だが、その費用は売却価格よりも高くなる場合が多い
まとめ
いかがでしたか?
住宅ローンの支払いができないときにやるべきことについてご紹介しました。
共通して言えるのは、いくら良いプランがあったとしても、行動に移さないと成果にはつながりません。
人生がうまくいかない人のほとんどは行動に移さないからです。
しかし、現状バイアスという本能が人間には備わっており、たとえ今が悪く、良い方向があったとしても、人は現在に留まろうとします。
これを打破できるかどうかで人生が大きく変わっていきます。
僕も昔は現状維持で変化を好みませんでしたが、行動するとにより人生が大きく好転しました。
皆さんの成功を祈っています。
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