こんな疑問を解決します。
本記事の内容
・賃貸併用住宅の住宅ローンはどの金融機関で借りられるか?
記事の信頼性
この記事を書いている僕は、サラリーマン兼不動産投資の個人事業主を3年 ⇒ 法人成り&アーリーリタイヤして9ヶ月。
転勤のたびに家を買い、住宅ローンを過去3度組んだことがあり、そのうち1軒は賃貸併用住宅です。
賃貸併用住宅を建ててみたいけど、住宅ローンで借りるにはどうすればいいのか?
賃貸併用住宅用の住宅ローンを取り扱っている銀行はあまり聞かないけど、どの金融機関なら取り扱っているのか?という疑問を感じている人は多いと思います。
この記事では賃貸併用住宅を住宅ローンで借入をするための条件や注意点、どこの金融機関で借りれるかについて分かりやすく解説します。
目次
賃貸併用住宅の購入資金を住宅ローンで借りるには?
アパートローンと違い、住宅ローンはとても好条件なので、賃貸併用住宅を住宅ローンで購入することができたら、かなり人生が楽になります。
住宅ローンの特徴
・残存耐用年数が少なくても 35年で借りられる
・金利が安い 1%前後
・審査が通りやすい
・頭金がゼロでも借りられる
・諸費用や引っ越し代、家具家電などの分も借りられる
・完済時に80歳未満
・済比率は年収の35~40%
アパートローンの特徴
・借入期間は新築でも30年程度
・金利は1%後半~3%後半
・審査が通りにくい(年収400~800万円以上)
・自己資金1~3割必要
・諸費用分までは借りられない
ここでは賃貸併用住宅の購入資金を住宅ローンで借りるための条件と注意点についてご紹介していきます。
賃貸併用住宅を住宅ローンで借りるには?
②:賃貸併用住宅で住宅ローン控除を受ける方法
①:賃貸併用住宅の住宅ローンの条件
賃貸併用住宅で住宅ローンを借りるためには、住宅ローンの特徴に加え、次のような条件があります。
賃貸併用住宅の住宅ローンの条件
・返済比率は年収の35~40%で賃貸部分の家賃収入を加味する
・賃貸部分も含め借りられる
※家賃収入を加味しない金融機関もある
自宅部分の床面積が50%以上であることが最重要ポイントです。
50%未満でも借りられる金融機関もありますが、その場合住宅ローン控除を受けられなくなります。
②:賃貸併用住宅で住宅ローン控除を受ける方法
賃貸部分の割合を大きくした方が賃料が多く取れて収入的には良いのですが、源泉徴収額から借入残高の1%が戻ってくる住宅ローン控除が受けられないのは痛すぎます。
新築又は取得をした住宅の床面積が50平方メートル以上であり、床面積の2分の1以上の部分が専ら自己の居住の用に供するものであること
国税庁HPより
住宅ローン控除の条件
・床面積の2分の1以上が自己居住用
自宅部分の床面積が50%以下でも住宅ローン控除を受ける方法
登記をする際に建物全体と別で、居住用の部屋をマンションの一室のように区分登記することにより、居住用部分のみ住宅ローン控除が受けられます。
賃貸併用住宅の住宅ローンはどの金融機関で借りられるか?
ここでは賃貸併用住宅の住宅ローンはどの金融機関で借りられるかについてご紹介していきます。
最近はかなり取り扱っている金融機関も増えたのですが、僕が借りようとした3年前は、かなりの金融機関に問い合わせても対応しておらず、ネットで調べた情報は都市伝説か?と思っていました。
賃貸併用住宅用の住宅ローン取り扱い金融機関
②:賃貸併用住宅の住宅ローンを借りられる都市銀行
③:SUUMO 提携住宅ローン
④:賃貸併用住宅の住宅ローンを借りられるネット銀行
①:賃貸併用住宅の住宅ローンはフラット35で借りられるか?
フラット35では賃貸併用住宅の住宅ローンは取り扱っておりません。
ですが、2世帯住宅は借入可能なので、2世帯住宅を建築し、どちらかの家族が住まなくなったら仕切りの壁を造り、賃貸用の部屋にすることは可能です。
僕はこの方法で、同居していた親と自分が一緒に転勤で引っ越して、両方の部屋を貸し出しています。
②:賃貸併用住宅の住宅ローンを借りられる都市銀行
賃貸併用住宅の住宅ローンを借りられる都市銀行は、2020年5月現在で以下の銀行です。
三菱UFJ銀行
取り扱ってはいるが、支店や担当者によって回答が違いますが、聞いてみる価値はあります。
りそな銀行
・借入期間 30年
・住宅ローン控除は対象外
これではメリットがないので、候補対象外です。
みずほ銀行
・提携するハウスメーカーのグループ会社でサブリース(30年一括借上)
提携するハウスメーカー
・積水ハウス
・パナホーム
・ダイワハウス
建築費の高い大手メーカーばかりです。
しかも、サブリース利用強制ってあり得ないです。
リタイアを目指したい&給与収入以外の収入の柱を作りたい人には向いていません。
みずほ銀行利用に向いている人
・良い家を建てるのに、家賃収入を足しにしたい
・不動産経営は自信がないので手数料が高くても業者に任せたい
③:SUUMO 提携住宅ローン
SUUMOがスルガ銀行と提携して賃貸併用住宅用の住宅ローン商品を作っていますが、金利が高いです。
④:賃貸併用住宅の住宅ローンを借りられるネット銀行
・じぶん銀行
ネットで銀行とやり取りができるなら、審査は厳しめですが、金利や手数料が安いのでネット銀行が最もお勧めです。
まとめ 賃貸併用住宅の住宅ローンを借りる条件と借りられる金融機関
まとめ 賃貸併用住宅の住宅ローンを借りる条件
・返済比率は年収の35~40%で賃貸部分の家賃収入を加味する
・賃貸部部も借りられる
賃貸併用住宅で住宅ローン控除を受ける方法
・床面積の2分の1以上が自己居住用
賃貸併用住宅の住宅ローンを借りられる金融機関
・りそな銀行(アパートローンとして)
・みずほ銀行(縛りが多く、結果条件が悪い)
・SUUMO 提携住宅ローン(金利が高い)
・住信SBIネット銀行(オススメ)
・じぶん銀行(オススメ)
いかがでしたか?
不動産投資や副業収入が注目され、今後盛んになっていくし、銀行も生き残りをかけて、これまでやってこなかったことにチャレンジするので、賃貸併用住宅用の住宅ローンの取り扱いがますます増えていくと思います。
賃貸併用住宅はサラリーマンが労働者階級から資本家になるためのとてもハードルが低いやり方です。
ぜひオススメめします。
↓ よければクリックしてもらえると嬉しいです!
人気ブログランキング