知人が度重なる上司からのパワハラでうつ病を発症し、休職しています。
僕と同年代、既婚で専業主婦の奥さん、中学生と小学生の子供二人がいて、今後の生活もまだまだお金がかかる世代です。
パワハラの内容は中間管理職の友人に対し、その上司が到底達成することの出来ないようなノルマを課し、結果が出ないなら残業・休日出勤してでも達成させるのが管理職の役目だろ！という内容で遠回しにプレッシャーをかけ（そのクソ上司は、悪い意味で頭が良いので、裁判沙汰になっても負けないように注意している）追い詰め、長時間労働と叱責によりうつ病を発症してしまいました。
よくあるパターンです。
仕事ができる人や、仕事がPCを使うようになってとんでもない業務量になった現代に比べ、業務時間自体は長くても、密度の薄い時代に働いていた5～60代の人は、根性がない、情けない、自己管理が出来ないなどの心無い（というかこのご時世であまりにも無知で理解がない）コメントを言う人もいますが、家族や親しい人がそうなった時に、初めて勉強して、とても恥ずかしい思いをする事だろうと思います。
休職して半年絶ったそうですが、まだとても復帰できる状態ではなく、退職を検討しているとの事。
はたから見れば、人生詰んでいる状態に見えますが、ある程度貯金もあり、また彼も僕と同じく不動産投資をしているサラリーマン大家で、不動産から家賃収入があるため、サラリーマンをリタイア出来るほどではありませんが、贅沢せずに、ストレスに感じない程度の労働時間で簡単な責任の少ないアルバイトでもすれば、子供二人を大学へ行かせて、老後も年金もらえれば生活出来るレベルとの事です。
本人は規模拡大して、社畜卒業し、悠々自適で旅行三昧に明け暮れるような贅沢な生活を目指していたようですが、もうストレスにさらされるような職場で働くのは嫌だ。贅沢しなくていいから、ストレスのない生活がしたいと言っています。
彼の言う贅沢でない暮らしとは、車は軽自動車、旅行は年1回で国内、外食は週１回まで、洋服などはブランド品を買わない、タバコを吸わない、子供は高校までは私立へ行かせない、古くてもリフォームされて水回りが清潔な築30年以上の住居費が安い物件に住む、なるべく外で呑まずに家呑みにする、モノを買う時の基準は欲しいかどうかでなく必要かどうかで選ぶ、などだそうです。
その内容も不動産投資の資金調達のため、今まですでにやってきた生活レベルと変わらないらしく、不満や我慢は無いそうです。
奥さんも見栄や無駄な贅沢を好まないので、仕事を体壊してまでする必要ないと言ってくれているみたいです。
（素敵な奥さんですね！）
正直、この話を聞いて、病気になったことを心配するより、うらやましくなってしまいました。
僕も不動産投資の規模拡大して、彼のレベルまで到達し、今の会社に頼らなくても生きていけるようになりたいです。
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