持ち家 VS 賃貸 どっちが得なのか?について、 第二弾です。
持ち家のデメリットについて
メリット・デメリットについては、要素の個数だけが取りざたされている事が多いですが、実際のコストに置き換えて考える事が重要だと思います。
それが出来ていない記事は何の参考にもならないです。
ネットで持ち家のデメリットを調べ、それについて書いてみました。
1、メンテナンスのコスト、修繕リスク
確かにこれが一番のデメリットと思いますが、当然額がどれくらいかによります。
外壁塗装などを業者の言われるままのタイミングで行うと、費用も掛かると思いますが、最低限ならどうでしょう?
また、保険に入るなど、金額に換算することが重要です。
2、住宅ローンの負担
家賃負担と比較すれば数字で考えることが出来ます。
3、住宅ローンの金利上昇リスク
フラット35の固定金利で考えれば、数字で比較が可能です。
4、固定資産税が掛かる
これも額で考える事が重要なのに、
デメリットとして、固定資産税が掛かります!キリッ、以上。
なんていうバカな記事が多いです。
5、住み替えがしにくい
家を購入出来るくらいのレベルの人(決断力・判断力・それくらいの収入になれる程の社会性がある)なら、前回記事の方法で解決できます。
家を買ったらそこに一生住まなければいけないと考える事がデメリットであって、家を買う事で住み替えが出来ないわけではないです。
家を買う事ではなく、購入する人が勉強しない事、行動しないことがリスクを大きくしているだけです。
また、住み替えを意識した物件選びが重要です。
6、土地の値下がりリスク
住むための家で、価値が上がって転売して儲けることを目的にしていないので、論点がおかしいです。
7、ローンの負債額が大きい
総額だけ見ると大きいですが、賃貸の生涯支払額はいくらでしょう?
借金だから怖いという考えは、日本人の金融リテラシーの無さを顕著に表しています。
団信にも入りますし。
8、収入減リスク・退職できなくなる
分不相応な物件を買うことがリスクであって、家を買うこと自体のデメリットではありません。
賃貸なら退職出来るんでしょうか?
9、相続税が掛かる
大きい控除があります。
それでも困るって余程の資産家です。
資産家なら節税対策いくらでも打てるでしょう。
あえて自分の会社名義の賃貸で経費化する方法(僕はこれです)もありますが、もう一般人の持ち家 VS 賃貸の次元ではないはずです。
10、地震・火災・災害リスク
火災・災害は保険で対応可能です。
地震保険は通常物件再調達価格の半額しか出ません。
保険料は高くなりますが、全額下りる保険もあります。
これでも、まだ賃貸の勝ちになる要素があるのでしょうか?
この論争は、正しくは持ち家を購入しても大丈夫な人と、買ってはいけないレベルの人がいる。
また、その人にとって買っていい物件と、買ってはいけない物件があるという話で、持ち家と賃貸の勝負の答えは出ています。
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