これまで個人事業主でやってきた不動産賃貸業を法人化し、会社を設立することにしました!
一般的に法人化は、収入が増えすぎたための節税対策として行いますが、残念ながら僕の場合は大幅減給でそう言う訳ではなく、消費税還付が目的です。
消費税還付とは、課税売上の消費税額に対して、仕入れに使用した消費税額の方が大きいとき、差額が確定申告(決算)後に戻ってくるというものです。
僕の場合で言えば、次回購入予定の9,000万円の新築アパートの建物部分が約5,000万円で、支払い時には増税されて消費税が10%になっていると思われるので、それに掛かる消費税が500万円です(高っ!)
法人設立後の今期売上は、僕個人で所有しているアパートの屋根へ、今回作る法人名義でソーラーパネルを載せ、その分の売上を約20万円と見ています。
売上 20万円 消費税 2万円
仕入 建物 5,000万円 消費税 500万円
差額 498万円が還付されます!
これを頭金として、さらにもう1棟買い進めていけます。
本来は個人でこれをやりたかったのですが、前年中に課税事業者になる届を税務署に出しておく必要があり、これをやっていませんでした。
(今年は個人でも建物部分3,500万円のアパート買っていたのにもったいない!)
この件のための法人設立です・・・
作る会社は株式会社で、設立費用は手続きをほぼ全て自分でやるので、20万9000円です。
(内5,000円は一番厄介な定款作成をプロに頼みます)
freeeの法人設立を使えば最低限のコストで簡単に設立できました↓
代表取締役は、本業の社内規定の副業禁止を考慮し、嫁さんにお願いします。
僕は出資だけの株主とするので、会社の登記簿に名前が載ることもなく、副業禁止規定にも違反しません。
(ただ、僕しか働きませんが・・・)
今後はこれまで個人事業主では落としにくかった経費も、法人だと計上しやすくなります。
飲食代とか、食事代とか、飲み会代とか・・・
(本業の社長は必ず領収書もらってたのをよく覚えています)
他に携帯を会社名義にしたりと、細かいですが今以上に経費計上出来そうです。
しかしデメリットもあり、赤字でも均等割り法人住民税が年間7万円発生し、これまでは自力でやっていた確定申告も、会社の決算は複雑なため、税理士へ依頼した場合、安くても年間15万円ほどかかります。
(何とか自力でやってやろうと思っています)
法人化はずっと先の目標でしたが、消費税還付の問題で予定より随分早くする事になりました。
サラリーマンとしては本業の出世コースからは外れて、今後ずっとクソつまらない社畜人生になりそうでしたが、自分の会社を持てるというだけで、希望とヤル気がみなぎってきました。
不動産投資が僕の人生を変えてくれています。
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