これから住宅ローンを組んで、マイホームを購入しようとしている方に知っておいて欲しいことがあります。
僕は合計3回住宅ローンを組んだ経験がありますが、最初に組んだやり方では100万円くらいは損しています・・・
また、僕ではないですが、ああ・・・失敗してるなあという人の話もよく聞きます。
これから組む方には失敗して欲しくないので、僕の知っている中で特に重要な事、広告収入目的で何の経験もないド素人が他のサイトの内容をコピーして書いた内容の薄いペラサイトには載っていない内容を書きたいと思います。
目次
はじめに
まずは住宅ローンについての情報を集めると思いますが、上記のペラサイトは、最初に広く浅く基本的な情報を集めるには適しているので、それを実施して、ある程度の知識を備えた後でこの記事を見てほしいです。
物件の選び方で失敗するパターン
融資限度額まで借りての購入
ありがちなのが、融資が下りる分だけ目一杯借りて買ってしまい、返済が苦しくなるパターンです。
家は一生モノ、一生に一回の大きな買い物という価値観の人がほとんどなので(人生の最終目的くらいの人まで・・・)、日頃せっかく節約して生活しているのに、マイホーム購入に関しては財布のひもが緩んで中身ダダ漏れの人が多いです。
また日本人は新築、良いエリア、タワーマンションなら高層階が大好きなので、少しでも良い物件を・・・と、求めると融資上限まで借りてしまいがちです。
特に、今の家賃にあとちょっと足せば払える!とか思ってしまうのが非常に危険です。
今払えるから今後も払えるとは限らないです。
今のこの低金利で、35年も長期で分割してローン組むのに、今の家賃より支払いが多くなるとかあり得ないです。
むしろ今の家賃より支払い下がるのに、今よりいい家に住むという感覚でないと、残りの人生が住宅ローン支払いのために苦労するイメージしかないです。
また、苦労だけならいいですが、分不相応なローンで支払いが出来ず、結局手放したり自己破産する人までいます。
しかも新築の家に入居するときが幸福度のピークで、住み慣れると新築のキレイさや高層階の展望にも慣れて何も感じなくなり、年月が経つにつれ、設備などはどんどん古くなり、どちらかといえば不満な部分が目立ってきます。
不満な状態でローンを支払っていくのは辛すぎます。
人生を幸せにするための手段がマイホームで、マイホームを目的にしてしまうと不幸になってしまいます。
部屋が必要以上に広すぎる
部屋は広いほど便利ですが、無駄にモノが増えてしまいます。
僕も最初の家は100㎡超の5LDKの屋根裏収納付きで、目一杯モノを溜め込んでしまいました。
部屋が広いと無駄な買い物をしてしまいます。
転勤に伴い、不要な衣類や家具などを処分し、結局損してしまいました。
今は68㎡の築古3LDKマンションですが、断捨離して不必要なモノは捨てたので部屋の広さは十分です。
また、モノが少ないほどストレスが少なく居心地が良くなりました。
見栄の為にお金を掛けすぎる
日本人は特に見栄っ張りな人種な気がします。
(僕も昔はそうでした)
ブランドエリア、高層階・・・
他人のために金を使うなんて馬鹿らしいです。
掛けるなら自分の家族の幸せのために使えばいいです。
子供の学校区のために治安が悪いエリアを避けたり、文京校区を選ぶならいいと思いますが、ブランドエリアとか見栄の為に分不相応にお金かけるのは無駄な気がします。
(お金に余裕があれば自由ですが、背伸びして苦しい支払いをするのは本末転倒)
住み替えを全く意識していない
ほとんどの人はマイホームは人生で1回しか買わない、買ったら一生そこに住むつもりだと思いますが、人生何があるかわかりません。
転勤、離婚、子供の巣立ち、パートナーとの死別・・・
住み替えを考慮しておくと、いざそういう状況が来た時でも冷静に対処できます。
売却時に価値にならないものにお金を掛けると、将来売却するときに損します。
(万人受けしない凝ったデザイン、あまり使わないような贅沢な設備などの、自己満足的な内容)
銀行の選び方
購入先の不動産業者任せはコストが高い事が多い
僕も1軒目で失敗したのですが、業者に融資を任せて割高になってしましました。
業者が取引のある銀行に持ち込んで融資付けをしてくれるパターンです。
楽です。とても楽ですが、高い!
融資代行手数料が約10万円。
僕の場合は地銀だったので、金利も最安商品より1%以上高い。
さらに保証会社を付けなければならなかったので、60万円くらい払わされました。
(1軒目は売却して、残債を一括返済したので、これは最終的に半額くらい戻ってきました。繰り上げ返済しても額に応じて戻ってきます)
ネット銀行が最安
金利はネット銀行が最安で、審査も通りやすいのでおススメします。
融資額も、引っ越し代や手続きにかかる諸費用、家具などの購入費用など、住宅購入と住み替えに関するモノのほとんどを融資してくれるケースが多く、手持ち資金が少ない方にとってとても助かります。
また、多めに借りて新車の購入費用に充てる裏技もあります。
(建前としては家具を購入するつもりで借りたが、気が変わった・・・・かな?自己責任になります。おススメしないです・・・)
ただ、融資に必要な書類が、業者任せの時より多くとても大変でした・・・・が、これで100万円くらい違ってくるので、絶対にやるべきです。
融資が下りないときは
ネット銀行でも融資が下りない場合は、国がやっているのでフラット35が通りやすいです。
ただ、引っ越し代や諸費用までは借りれず、頭金0も無理です。
それでもダメな場合は、不動産業者に融資付けを任せるのがイチバンです。
向こうも融資が付かないと売れないので、そりゃもう必死で動いてくれます。
本来通らないローンが通るのなら、これで費用が上がる分は必要経費じゃないでしょうか?
これでダメなら親に借りたりして頭金増やすしかないです。
将来賃貸に出す事を前提にすると、人生が豊かになる
まあフツーですが、マイホームは1軒買って、ほぼ一生かけて返済する人がほとんどです。
僕からすれば非常にもったいないです。
せめて1軒目を中古で割安に購入し、繰り上げ返済するか、住み替えて賃貸に出し、その収入をもとに2軒目を本命物件として住めば、1軒しか買わない生活より、随分豊かに生活できると思います。
でもおそらく、1軒賃貸に出したら、2軒目も収益物件が欲しくなると思いますが・・・
まとめ
今回は僕の経験をもとに、中流家庭の方を対象に、初めて住宅ローンを組む時のポイントを書きました。
せっかくマイホームを購入するのに、そのせいで不幸になってほしくないです。
むしろマイホームの購入を機に、人生を豊かに転換するチャンスにして欲しいです。
お金持ちの方はこんなブログ読んでないと思うので、お金など気にせず、思いっきり贅沢な家を建てて、経済を回して欲しいです・・・・
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